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バタバタしているうちに、年を越してしまいました。

前回の投稿から、1か月以上間が開いてしまいました。

今回は、G様邸の小屋のやねの葺き替えを紹介します。

もともと、この小屋は、瓦が葺いてありました。

ただ、瓦が古くなったためと、屋根を軽くするために、板金に葺き替えることとなりました。

工事としては、屋根の角度(勾配)がきついため、足場を組むところから始まります。

足場組立後は、既存の瓦の撤去、下地材の補修・補強、ルーフィングなどの下葺きの施工と続きます。

最後に、板金(今回は縦平と呼ばれる形状のものを用いました。)を葺いて完成です。

また、足場を組んだため、併せて雨樋なども取り替えました。

着工前の状態です。

1階の屋根も、2階の屋根も瓦が葺かれています。

屋根の角度がきついので、足場を組みました。

数十年前は、屋根の吹替え程度では足場を組むことは少なかったです。

ただ、最近は、安全上の観点から足場を組むことが多くなっています。

屋根の命ともいえる、下葺き材です。

写真の製品にも記載されている通り、『改質アスファルトルーフィング』と呼ばれるものを敷いています。

夏場は、熱で柔らかくなって、靴の裏などについて質が悪いのですが、それがこの製品の良いところです。

熱で柔らかくなって、下葺き材を貫通した屋根葺き材や下地材を止めるビスや釘にまとわりつきます。

まとわりつくことによって、ビスや釘との隙間を埋め、防水性を発揮します。

ある意味、防水の要となる材料です。

屋根材が仕上がった状態です。

煙り出しの壁がまだ完成していません。

完成した写真です。

小屋の裏側です。

屋根の葺き替え、雨樋の取替を行いました。

煙り出しの壁も鎧張り風になっていて、かっこよく仕上がっています。

2階の壁のペンキ塗りも足場があるついでに行いました。

小屋の表側です。

1階の屋根を葺き替えて、壁との取り合い部分もうまく納まっています。

今回使用した、縦平は、瓦が葺かれているような急勾配はもとより、ほとんど角度のない緩勾配でも施工できます。(ただし、継ぎ目にシール材が入っていないといけませんが。)

屋根の葺き替えをご検討中の方は、ぜひご相談ください。

G様邸 小屋屋根葺き替え 工事概要

工事内容

① 小屋の屋根 瓦を降ろして、板金に葺き替え

② 雨樋取替

③ 工事用足場

工事場所:福井県福井市

工事期間:令和4年初夏から夏にかけて

工事期間:約2か月

工事費用:約470万円(消費税込み、費用は施工当時のものです。)