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めっきり寒くなってきました。

数日前は雪も降って、市内では、わずかですが積雪も観測されました。

さて今回は、雨漏り改修を紹介していきます。

C様邸では屋根改造を紹介しましたが、今回は別の物件です。

今回の物件は、屋根の谷と呼ばれる部分に雨水が集まることで雨漏りが発生しました。

屋根の長さが長いため雨が集まりやすく、また、角度が急なため雨の勢いが強くなりやすい状態でした。

この場合、大量の雨が勢いよく流れることにより、谷の板金を飛び越えて防水の弱いところへ雨水が流れていくことが原因でした。

屋根の形状を大きく変えるわけにはいかないので、谷の板金を大きくすることによって、大量の雨水を防水の弱いところへ流れないようすることとしました。

谷と呼ばれる部分です。

錆びている板金が、谷の板金です。

手前の屋根の流れが長く、また、角度も急なため大量の雨水が谷のところへ集まりやすくなっていました。

雨水が一番集まるところの屋根を、板金で噴き直しました。

板金の形状を工夫することによって、雨水が板金の外へ流れないようにしました。

写真は、板金を葺いて、瓦を伏せ直しているところです。

瓦も伏せ直して、完成です。

雨水の流れを考えて、板金を葺いています。

別の角度から。

板金の重なりは、流れの上のほうを上にして重ねています。

板金は折り曲げて、雨水が隙間から入らないようにしてあります。

新たに入れた谷の板金も端を折り曲げて、雨水が、板金の外に流れ出にくくしてあります。

後日様子を伺うと、この工事の後は、雨漏りが収まっていたとのことです。

F様邸 雨漏り改修 工事概要

工事内容

① 雨漏り改修のための屋根葺き材変更

② 谷の板金入れ替え(一部分)

工事場所:福井県福井市

工事期間:平成28年夏ごろ

工事期間:1日(屋根の工事のみです。段取りなどは別にかかっています。)

工事費用:約11万円(消費税込み、費用は施工当時のものです。)