LOADING

コンテンツ CONTENTS

最近めっきり寒くなってきました。

先日冬タイヤに履き替えて、ぼちぼち冬支度にかかりだしました。

さて、今回は、床板の張替え工事を紹介します。

シロアリに入られ、床下の構造材がボロボロになってしまい、床が大変なことになっていました。

そこで、床下の構造材を撤去し、床組みから作り直すこととしました。

今回工事を行ったのは、6畳間を2部屋でした。

ただ、荷物置き場になっていたこともあり、1部屋ずつ工事することとなりました。

畳をめくって、床板をはがしたところです。

床を構成する構造材(大引き・束・垂木)が、シロアリに浸食されて、大変なことになっています。

床組の解体といっても、工具を使わず、ただ浸食された木材を運び出すだけの簡単な作業でした。

束石を並べるているところです。

通りよく並べるために、糸を張って位置を決めます。

束石を据えるところを掘って、コンクリートを打てるようにしています。

4㎜程度の番線を網の目に敷いて、鉄筋代わりにしています。

この穴に、コンクリートを入れて、束石を据えていきました。

束石を据えた後は、大引きを並べて、垂木・構造用合板の順に組み上げていきました。

大引きと床下の空間を少しでも広げるために、45㎜角ではなく、30×40㎜の野縁材を細かく入れました。

構造用合板は、厚さ12㎜のものを使用しました。

また、30×40㎜の野縁を固定した後に、土壌処理剤(シロアリの忌嫌剤)を散布しました。

フローリングを張り終えて、完成した写真です。

周囲の壁や敷居とのとりあいは、突き付けではなく市販の化粧材で納めました。

市販の化粧材は、プラスチック製で、フローリングの色と似ているものを用いました。

E様邸 床工事 工事概要

工事内容

① シロアリに浸食された床組材の組み直し

② フローリング張り

工事場所:福井県福井市

工事期間:令和元年冬ごろ

工事期間:約3週間(1部屋ずつ工事を行っています。)

工事費用:約49万円(消費税込み、費用は施工当時のものです。)