またまた、前回の投稿から2週間が経ってしまいました。
今回は、私の持ちネタ(というほどではありませんが…。)のつまらない話です。
つまらないといっても、日々の暮らしや私の経歴などではありません。
むしろ、つまっては困ることです。
それは、排水管。
詰まらない排水管ほど、優秀なものはありません。
前職では、家のメンテナンスをしておりました。
そのとき、トイレやキッチンが詰まったとのことで、よく走りました。
特に、トイレは、いろいろな原因で詰まることがありました。
ここでは、トイレが詰まる原因と、防止策を紹介します。
先ず、排水管内での詰まりです。
これは、汚物や固形物が残って固まってしまい、排水管を詰まらせることです。
原因は、
排水管の不適切な勾配。
排水管の長さ。
排水管の沈み込み。
排水管の材質(特に、コンクリート製の排水管は要注意です。)
水量不足。
などです。
正直な話、水量不足以外は排水管を掘り出して、工事を行わないと解消しません。
では、そんな排水管の場合どうするか。
詰まりの防止策は簡単です。
ズバリ「水をたくさん流す」。
この一言です。
最近は、節水型の便器が主流になっているため、大でも5ℓ前後の水しか流しません。
たいていの方は、一度水を流して、便器から排出されるとそのままにしているのではないでしょうか。
これだと、表の下水道本管へ流れるまでに、力尽きてしまう恐れがあります。
もし、過去に排水管内で詰まってしまったのなら、水を多めに流すことをお勧めします。
また、たまに排水管の掃除口を開けて、大量の水を流し、掃除することも防止策になります。
ちなみに、トイレより水上(上流)に、お風呂やキッチンがある場合は、敷地内排水管の本管では詰まりにくいようです。
これから家を建てられる方は、参考にしてください。
尚、排水管内で詰まってしまった場合、排水管清掃の専門業者に依頼することをお勧めします。
次に、トイレの便器での詰まりです。
こちらの原因は、
トイレットペーパーの流しすぎがほとんどです。
まれに、汚物が多すぎた場合や、流してはいけないものを流した場合もありました。
過去の事例では、紙コップ(検尿コップ)・タオル・メガネ・クレジットカードなどがありました。
こちらの防止策は、まずトイレットペーパーの場合は、「よく水に浸りきってから流す」です。
トイレットペーパーは、水に浸ると粉々に分解します。
分解されてしまえば、詰まることはありませんので、結果防止策となります。
こう考えると、最近のトイレについているオート洗浄機能はあまりお勧めできません。
できれば、切っておいた方がよいでしょう。
次に、大量の汚物の場合です。
こちらは、防ぎようがありません。
私も、何度かやらかしています。
最後に、トイレットペーパーや汚物以外のものを流したときの詰まりです。
これは、トイレにトイレットペーパーや汚物以外のものを流さないことです。
これは、トイレを使う方が注意するしかありませんね。
さて、注意していても、トイレが詰まってしまった場合どうするのか。
水を流して押し出すしかありません。
ただし、トイレの洗浄ボタンやレバーは、厳禁です。
途中で止められないので、溢れます。
(溢れてしまって、大変なことになったのをいくつか見てきました。)
また、オート洗浄機能も、しっかりと切ってください。
便座の電源(コンセント)を抜いてしまうのも手かもしれません。
用意するのは、バケツ・雑巾・防水性の高い手袋・ラバーカップです。
『ラバーカップ』って何?
これです。
こちら、いろいろな形があるようで、下の写真も参考にしてください。
使い方は、便器内に水を貼って、排水口へ押し出す。
これを繰り返すだけです。
注意するのは、詰まったものが流れるまで、バケツで水を流すことです。
決して、便器洗浄レバーやリモコンの洗浄ボタンで水を流さないでください。
ちなみに、ラバーカップより力の強い、
こんな商品もあります。
トイレがよく詰まる場合は、置いておいてもいいかもしれません。
(当然ですが、ラバーカップよりは高額です)
尚、トイレットペーパーや汚物以外のもので詰まった場合は、配管清掃業者のお世話になります。
場合によっては、便器取替になることもあります。
くれぐれもご注意ください。
詰まらない話を徒然と述べてきましたが、トイレの排水が滞りなく流れるようにお使いください。
次回は、キッチンの詰まらない話です。
ぜひ、ご拝読ください。